Contents

キーボード、マウスを複数のPCで使うならUGREENの切替器

仕事でデスクトップPCとノートPCを並行して使う必要が出てきたのですが、お気に入りのキーボードを両方のPCで使いたいので色々と試行錯誤した結果、UGREENの切替器を使うことにしました。

そんなにコストもかからず作業が快適になったので、試行錯誤の過程と切替器の使い方、おすすめの機種などを紹介します。

購入前の状況

少し前からデスクトップPCとノートPCをデスク上に並べて、それぞれのPCを行ったり来たりしながら仕事をしないといけないという状況になりました。

どちらのPCでも同じキーボードを使いたいので最初はUSB端子を抜き差しして対応していたのですが、一日に何度もその作業が発生して、あまりにも面倒なので改善案を検討することにしました。

改善案① 切替機能のあるbluetoothキーボード、マウスを使う

無線で使えるBluetoothキーボードの中には複数のPCに対して接続先を切り替えながら使えるものがあります。

そういった製品を使えば、いちいちUSBを抜き差ししなくても、スイッチを押すだけで簡単に接続するPCを切り替えて作業することが可能です。

マウスにも同様の機能を持ったものがあるので、マウスとキーボードを買い換えればかなり手間を削減することができます。

売れていておすすめなのは下記の5機種です。logicool製品が多いですね…。

おすすめ機種① ロジクール K380BK Bluetooth ワイヤレス キーボード

Logicool K380BK

キーボードの左上にある3つの黄色いボタンで接続先を切り替えられます。 接続できるデバイスは3台まで。持ち運びを想定して作られているので本体重量が423gと軽いです。

おすすめ機種② ロジクール K480BK Bluetooth ワイヤレス キーボード

Logicool K480BK

こちらはダイヤルで接続先を切り替える方式です。左上のダイヤルを回すことで接続先を変更できます。接続できるデバイスは3台。据え置きで使うためのものなので815gとけっこう重いです。

おすすめ機種③ ロジクール M590 サイレントワイヤレスマウス

Logicool M590

こちらは中価格帯の製品。登録できる端末は2台までと、上記の製品と同じですが、クリック音が小さいサイレント仕様になっているという特徴があります。職場や静かなカフェなどで作業する時に音を気にせず使うことができます。

また、左サイドにブラウザの進む、戻るボタンがついていてネットサーフィンが快適になります。

おすすめ機種④ ロジクール MX1600sGR

Logicool MX1600sGR

かなりハイスペックですが、その分、高価なものです。

一般的な光学式マウスだと反応が悪くなるガラスの上など、どのような表面でも快適に使えるように設計されています。

3台まで接続するデバイスを登録できます。

また、仮想デスクトップの切り替え、ウィンドウの整列、メディアプレーヤーの再生・停止など、マウスの各ボタンに様々な機能を割り当てることが可能です。

この案の良いところ

  • Android、iOSに対応している製品も多く、スマートフォンやタブレットでも使える
  • 特にはK380BKはスマホやタブレット用のスタンドがついていて、端末を立てて使える仕様になっているので活用の幅が広い

この案の問題点

  • 新しくマウスとキーボードを買わなくてはいけない

  • 接続しているUSB機器をそれぞれを切り替えなくてはならない

  • ただしm590、MX1600sGRについては画面端までカーソルを持っていくと自動で接続先が切り替わるというFLOW機能がついているので、その機能を使えばボタンを押して切り替えるという手間は発生しない。クリップボードも共有できるようなので、かなりすごいです。実際使ったことはありませんが、複数のデバイスを使う人にとってはそうとう便利だと思います。

  • USBメモリ等も使っていると結局それは抜き差しする必要がある

  • 今使っているお気に入りのキーボードが使えない

改善案② USB機器の切替器を使う

切替器を使えば、切替器につないだUSB機器(マウス、キーボード、USBメモリなど)を複数のPCで使うことができます。

切替器にUSBでつなぐことができれば、無線のものだけではなく、有線のものでも大丈夫ということです。

いくつかのメーカーが切替器を出しているがAmazonで人気があるのはugreenだったので、私もそれを購入しました。

使い方は簡単。PC用のUSBポートとPCをUSBケーブルで接続、そして、USB機器用のポートにマウス、キーボードなどをつなぐだけです。

PCと接続するUSBケーブルは2本同梱されているので追加で別途買う必要はなく、すぐに使えるようになっています。

自分はマウス、キーボード、USBメモリを接続して使っている。USB機器は4個までつなげるので1個空いた状態です。

接続するPCの切り替えはボタン1つ。接続している全てのUSB機器を一気に切り替えることができます。それぞれの機器を1つずつ切り替える必要はありません。

対応しているOSは下記の通りです。

  • Windows
  • Mac
  • LInux
  • ChromeOS(Chromebook)

もちろんOSをまたがっての切り替えも問題なくできます。

最近、徐々に普及してきているchromeOSにも対応しているのはうれしいところです。実際、私のノートPCはchromeosでデスクトップはwindowsですが快適に使えています。

この案の良いところ

  • 今持っているキーボード、マウスがそのまま使えるので、出費が抑えられる
  • お気に入りのキーボードが有線のものでもそのまま使うことができる
  • ボタン1つで全ての機器を一気に切り替えられる
  • USBメモリの切り替えにも対応可能

この案の問題点

  • 切替器とPCは有線(USBケーブル)でつなぐ必要があるので、無線のものを使う場合に比べると若干デスクがごちゃっとする
  • スマートフォンやタブレットには対応していない

まとめ

私は案②にしましたが、案①のほうが合うという方もけっこういると思います。特にiPad等をサブ端末として使っている方なんかはBluetoothキーボードのほうが便利です。

私の場合は、スマートデバイスで使う必要が無く、慣れているキーボードをどうしてもそのまま使いたかったので切替器のほうが合っていました。

上の2機種のキーボードも決して悪いものではなく、打鍵感にもこだわってつくられていると思うのですがやはり気に入って長年使っているキーボードのほうが仕事がはかどります。ちなみに使っているキーボードは「Majestouch BLACK」の赤軸です。

キーボードで仕事の生産性ってかなり変わるんですよね…。

切替器は既に半年ほど使っていますが故障もなく快適に使えています。3,000円ほどで買えるので複数のPCを使っている方は是非ためしてみてください。