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医師が推奨する究極の食事術を学んで、ダイエットをしながら体調も整える

ダイエットのために運動をはじめたのですが食事も改善しなくてはと思い、食事術の本を何冊か読みました。

これまで正しいと思ってやっていたことがいくつか逆効果だったことがわかり、本の情報をもとにかなり食べ方を修正することに…。

ダイエットだけでなく、勉強やビジネスのパフォーマンスを上げたい方にとっても一読の価値有りですので、特に参考になった2冊を紹介します。

1冊目 「医者が教える食事術 最強の教科書 20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68」

38年間で20万人の患者を見た経験を持ち、医療テータや医学論文に詳しい医者の方が書いたものです。

表紙をぱっと見るだけでも

  • カロリーと肥満は関係ない
  • 脂肪は食べても太らない
  • 運動は食後すぐがいい
  • 炭水化物は「脂質」と一緒に食べる
  • コラーゲンは食べても効かない

など、今まで聞いてた情報と違うじゃん…。というような驚きの内容が書かれています。

ちょうどダイエットのためにジムに行き始めた時に書店で見かけて、すぐ手に取りました。

ダイエットの参考になるようなやせる食べ方も書かれていますが、それだけでなく、老けない食べ方病気にならない食べ方も紹介されています。

どの食べ方も科学的なエビデンスをもとにして書かれていること、そして実践するための具体例が示されていて、すぐに生活に取り入れられる内容になっています。

例えば、血糖値の変化が病気だけでなく、アスリートやビジネスマンにとって重要な日々のパフォーマンスに関係するということが生化学をベースに細かく説明されています。

メインの話題ではないですが、清涼飲料水やお菓子のメーカーがいかに巧妙に商品を設計しているかということもわかります。

今まで知らずにいたことが怖いな…と思うようなことも書かれていて、既にいい年にはなっていますが、このタイミングで知ることができて良かったと思っています。

近年、ビジネスパーソンの健康格差は広がりつつあって、100人の40代前後のビジネスパーソンを集めると2割が「健康上流」で残り8割は残念ながら「健康下流」だそうです。

40代に向けてできることをやらなくては…。

2冊目 「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」

こちらはUCLA助教授であり医師でもある方が書かれたものです。

表紙におすすめできない食品として

  • グルテンフリー ×
  • (100%果汁でも)ジュース ×
  • βカロテン ×
  • 白米 ×

と書かれていて、え?グルテンフリーもダメなの?と気になって買いました。

食べ方というよりも食品自体の良し悪しについての話が多く、現在の研究では本当に健康に良いと言える食品は5つしかないということが、その理由とともに説明されています。

科学的エビデンスをベースにしている点は1冊目と同じですが、こちらはエビデンスの数にも着目していて、研究結果や論文の数が少ない意見は評価せず、複数の信頼できる研究や臨床結果によって健康に良いとされているものだけをまとめています。

最新の研究結果だとしても、1つの研究機関が主張しているだけであれば、それは重視しないということですね。

食品に含まれる「成分」に惑わされず「食品」に注目することが重要であるという話も書かれていて、食品から特定の成分だけを抽出してその成分を摂取することで、逆に健康に悪影響を及ぼす場合があることがわかっているみたいです。

サプリや栄養素入りの飲料なんかは注意して摂取する必要がありますね。

本を読んで改善したこと

本の情報をもとに下記のように食事の取り方を変えました。

  • ご飯、ラーメン、パンなどの炭水化物は食べるが減らす
  • 甘いもの(お菓子、チョコ、アイス、ジュースなど)は極力とらない
  • どうしても食べたい時は「明治 チョコレート効果 カカオ72%」にする
  • 小腹がすいた時は食塩、油を使っていないナッツを食べる
  • カフェオレに入れる牛乳を豆乳に変更
  • 肉、野菜はあまり気にせず好きなだけ食べるが鶏肉の割合を少し増やす
  • おなかがすいてコンビニ行ったときはささみスモークかのり塩チキンを買う

働きながら、かつ子育てしながらなので急に全てを変えるのは難しく、まずはできるところからという感じです。

しかもあまり厳密にはやっていません…。我慢しすぎてストレスを溜めると逆に身体に悪そうなので。

食事を変えた結果

上の食事を2ヶ月続けて体重は62.5kgから58.0kgになりました。

ジムにも行っているので食事だけの効果ではありませんが、そんなに頑張らずに短い期間でわりと減っています。

体がだるくなったり、朝起きれないということもないので、食事の改善がいい方向に働いているような気がします。

まとめ

どちらも安い本ではありませんが、健康が改善することを考えると安い投資です。まずは立ち読みでパラパラ見てみてはいかがでしょうか?