スマートウォッチ「huawei honor band 3」の3ヶ月間使用レビュー
睡眠の記録、スマホの通知の受け取りなどの目的でスマートウォッチを買うことにして、色々悩んだあげく「Huawei Honor Band 3」を購入しました。
honor bandはAmazonでは取り扱っていなかったため海外通販サイトのGearBestで購入しました。
2019/05/02追記:現在ではAmazonでも取り扱っているようです。
GearBestの紹介と購入方法は「Gearbestでのガジェットの買い方を総まとめ」に詳しく書いています。
海外からの取り寄せということもあり届くのに少し時間がかかりましたが、無事に届き、3ヶ月ほど使用したので使用感などをレビューします。
開封の儀
こんな状態で届きました。Amazonと比べるとやや雑ですが、中身には全く問題ありませんでした。
パッケージはこんな感じ
入っているものはスマートウォッチ本体、充電器とケーブル、説明書のみです。
充電器はこのように取り付け、microHDMIをさして充電します。
中国メーカーの製品のため初期設定前はディスプレイに中国語が表示されますが、設定後は通知も含め日本語に変わります。
使い方
左手につけて使っています。
真ん中に時間が大きく表示され、その下に曜日と日付が出ています。上部左にはスマートフォンとの接続有無、上部右にバッテリー残量のアイコンがあります。下部にはその日の歩数が表樹されます。
風呂に入るとき以外は24時間つけています。水泳がOKなので風呂も大丈夫だと思うのですが、プールと違い熱湯なので念の為外しています。
睡眠の記録をとっているので寝るときももちろんつけっぱなしです。
睡眠の記録はこのようにアプリで確認することができます。
画面に表示するものは細かく設定できますが、私の場合はその日の歩数、移動距離、消費カロリーと1週間分の睡眠時間のみが表示されるようにしています。
日ごとの睡眠記録はこんな感じで、点数とコメントが表示されます。もっと寝ないとダメですね…。全体の時間というよりは深い眠りの時間が長い日のほうがすっきり起きられているという感じですが。
その他に心拍の測定やランニング距離の記録機能もあるが今のところ使っていません。
総評
結論から言うと、全体として非常に満足しています。
まず軽いこと。これが想定以上に重要な要素でした。負担にならないのでずっとつけていられます。
AppleWatchも軽くて楽だというレビューをよく見かけますが、小さいサイズのものでもバンドを含めると50gほどになります。
一方、honor bandは18gです。全く邪魔にならずに一日中つけていても疲れません。
防水機能も十分です。手を洗う時なんかにけっこう濡れていますが、大丈夫ですし、洗い物で泡がついたりして何度かじゃぶじゃぶ丸洗いしましたが問題なく動いています。
あと、やはり通知は便利ですね。スマホを見る回数は明らかに減るので、少しだけスマホ断ちもできます。
スマホをポケットの中ではなくデスクやソファに置いていたりする場合にはスマホ本体の通知(振動)に気づかないことがありますが、腕で振動するとほぼ気づくので、着信やメッセージを見逃さなくなるというメリットもあります。
バッテリーの持ちも良いです。睡眠の記録を取らなければ1ヶ月近く充電不要ですし、睡眠の記録をとっても1週間くらいはもちます。
価格が安い上に、必要とする条件を全て満たしているので、他によほどコスパの良いものが出てこない限りはこれをなくしたとしてもまた同じものを買うと思います。
その他、基本スペック以外で良いと思ったところ、悪いと思ったところもまとめておきます。
良いところ
ベルトの肌触りがストレスにならない
以前は金属ベルトや革ベルトのものも使っていたのですが、honor bandのシリコンっぽい素材のほうが楽です。汗をかいてもベタベタしにくいし、乾きも早いです。
やすいので雑に使うことに抵抗がなく、気持ちが楽
4,000円ほどですので、最悪壊れてもまた買えばいいやくらいに思っています。子供に汚されても、ぶつけたりしてもあまり気になりません。数万円するスマートウォッチよりもかなり気が楽です。
スーツに合わせてもそんなに違和感がない
仕事の時にスーツと合わせてつけると微妙だろうと思っていたのですが、アップルウォッチをつけている人が急増しているということもあり、 そんなに違和感はありません。取引先に訪問する時も普通につけています。
バイブレーションの目覚ましはストレス少なめ
スマホの音のアラームで起きるよりも、スマートウォッチの振動で起こされるほうがストレスが少ないように感じます。
バイブレーションの目覚ましは、もともと子供に添い寝する時に子供を起こさないように自分だけ起きるために必要としていた機能だったので、想定外のメリットなのですが。
スマホの置き忘れ防止になる
honor bandは基本的にBluetoothでスマホと接続して使用します。その通信で通知等をスマホから取得しているわけです。
Bluetoothの接続が切れると通知が来なくなるため、接続が切れたことを振動で知らせてくれる機能があります。
壁の有無にもよりますが、だいたいスマホとhonor bandが10mくらい離れると接続が切れるので、その時にhonor bandが振動します。
一度、スマホを家の中に置き忘れたまま出かけようとしてBandが振動して気づくということがありました。本来の機能ではありませんが、地味にありがたいです。
悪いところ
腕時計としては少し使いにくい
honor bandは画面が小さいため、通知が表示されている時は時間が表示されません。
そのため、時間を確認したい時に通知が来ている場合は、何度か画面をタップしてその通知を消さないと時間が見れません。さっと時間を見たい時に通知がきていて、しかも片手がふさがっている時などはけっこうイライラします。
睡眠記録を確認するアプリが使いづらい
記録した睡眠の状況はスマホにインストールしたアプリで確認するのですが、そのアプリが使いにくいです。操作が直感的ではなく動作も重めなので改善してほしいです。
まとめ
「Huawei Honor Band 3」を紹介しました。
高度なものではありませんが、スマートウォッチの基本的な機能は一通りありますし、価格が安いので、コストパフォーマンスが非常に高いです。
これまで活動量計やスマートウォッチを一度も使ったことがなく、買っても使うかどうか分からないというような方は一度honor bandを買って、通知機能や運動、睡眠機能を体験してみて、便利だと思えば、AppleWatchやGarminなどの高機能なスマートウォッチを買うという流れをおすすめします。