【2018年版】スマートウォッチ(活動量計)6機種の徹底比較 私はコレに決めました。
活動量計機能を持ったスマートウォッチを購入することにしたので、代表的な機種の機能や大きさを比較してみました。
活動量計を買うと言いつつ、実は運動量を記録することがメインの目的ではないので、何に使おうとしているかというところから説明したいと思います。
買おうと思った理由
以下の3つが主な理由です。
スマホを見る時間を減らしたい
スマホを肌身離さず持っていると、ついついYouTubeやキュレーションアプリなどを起動してエンタメ系の動画や記事を見てしまい、時間を浪費してしまいます。
逆にカバンに入れたり、遠くに置いてしまうと電話の着信や重要なメール、メッセージの通知に気づかないかもしれません。それはそれで困ります。
スマートウォッチの通知機能を利用して、スマホをカバンに入れていても重要な通知を確認したいというのが1つ目の理由です。
音のならない目覚ましアラームがほしい
最近、寝かしつけのために子供と一緒に寝ることが増えてきました。
朝は自分のほうが子供より早く起きるので、スマホのアラームや目覚まし時計を使って大きい音を鳴らしてしまうと子どもまで起こしてしまいます。
腕につけたスマートウォッチのバイブレーション機能で音の出ないアラームを設定して、自分だけ起きたいというのが理由の2つ目です。
睡眠の質を上げたい
やりたいことが多くて睡眠時間を削りがちなので、できるだけ効率良く睡眠を取りたいと考えています。
活動量計の中には睡眠の時間や質を計測して、警告やアドバイスをしてくれる機能を持ったものもあるので、その機能を使って睡眠の質を上げたいというのが3つ目。
上記3つの目的に合いそうな機種で代表的なものをピックアップして比較していきます。
候補機種紹介
garmin vivosport Slate
Garminはアスリートに人気のあるブランド。発売されている製品もランナーやロードバイカー向けに走行距離やタイムを測る機能が充実したものが多い。この機種はコンパクトで軽量なモデルだが、GPSと光学心拍計を搭載しており、アクティビティの記録を正確に取ることができる。またストレスレベルを計ることも可能。
HUAWEI band 2
vivosportと同様にアクティビティの記録を取ることができます。GPSはついていないので移動距離等を計測することはできませんが、garminと比べるとかなり安価です。
honor band 3
https://www.hihonor.com/in/products/wearable/honor-band-3/index.html
公式な情報が確認できていないのですが、上のhuawei band 3の後継機のようです。デザインが若干変更になっているのと、睡眠の計測機能がより高機能になっています。
Xiaomi mi band 2
どこで購入するかによっても変わりますが、この機種がおそらく最も安いです。しかし、歩数、心拍、睡眠等の基本的な計測機能は備えています。他の製品と比べると本体重量が軽く、その分ディスプレイが小さいのが特徴です。
Apple watch series 3
https://www.apple.com/jp/watch/
iPhoneと連携させて使うスマートウォッチになります。電話の着信やメッセージの受信の通知を確認することができます。睡眠の記録等、健康管理の機能ももちろんありますし、Suica等の電子マネーにも対応しています。あらゆる機能が充実していますが、価格が高いのが特徴です。
SONY wena wrist active
候補の中では最も最近発売された製品です。手首の内側に電子マネーや通知を確認するためのディスプレイが備わっていて、外側には普通の時計のヘッドを付けて使用できるのが他の製品との大きな違いです。
基本的なスペックの比較表
■価格が高めの3機種
機種 | garmin vívosport Slate | Apple watch series 3 | SONY wena wrist active |
---|---|---|---|
価格 | 21440円 | 36800円 ※38mmケース | 32270円 |
重量 | 24.1g ※S/Mサイズ | 26.7g ※ケース重量 | 40.9g |
ディスプレイサイズ | 72 x 144 pix | 272 x 340pix | 不明 |
アラーム | ○ | ○ | ○ |
睡眠記録 | ○ | ○ | ○ |
通知 | ○ | ○ | ○ |
防水性 | 5 ATM | 5 ATM | 3 ATM |
GPS | ○ | ○ | ○ |
バッテリー | 最大7日間 | 最大18時間 | 約7日間 |
電子マネー | × | ○ | ○ |
音楽再生 | × | ○ | × |
対応OS | iOS/Android/Windows | iOS | Android/iOS |
通信 | Bluetooth Smart / ANT+ | Bluetooth 4.2 | Bluetooth 4.2 |
■価格が安めの3機種
機種 | HUAWEI band 2 | honor band 3 | Xiaomi mi band 2 |
---|---|---|---|
価格 | 4946円 | 5396円 | 3680円 |
重量 | 21g | 18g | 17g |
ディスプレイサイズ | 128 x 32 pix | 不明 | 0.42インチ |
アラーム | ○ | ○ | ○ |
睡眠記録 | ○ | ○ | ○ |
通知 | ○ | ○ | ○ |
防水性 | 5 ATM | 5 ATM | IP67 |
GPS | × | × | × |
バッテリー | 約21日間 | 7~30日間 | 約20日 |
電子マネー | × | × | × |
音楽再生 | × | × | × |
対応OS | Android/iOS | Android | Android/iOS |
通信 | Bluetooth 4.2 | Bluetooth | bluetooth 5.0 |
比較検討
まず価格についてですが、Apple、SONY、Garminが2~3万円、HUAWEI、honor、Xiaomiが3~5千円とかなり差があります。
重量とディスプレイサイズは比例していて、ディスプレイが大きいapple watchがその分重くなっているという感じです。SONYはディスプレイがそんなに大きくないのになぜか思いです。おサイフケータイ等に対応しているからでしょうか。
今回の目的であるアラーム、睡眠記録、通知については細かい機能の差はあるものの、全ての機種が対応しています。
防水性についてもほぼ横並びでmi band3だけがIP67、他は5 ATMとなっています。5 ATMとは50m防水のことで、水泳・ヨットなどの水上スポーツに耐えられる性能とされています。Garminの公式サイトでは5atmで対応できるアクティビティが下記のようにまとまっています 表
IP67は6等級の防塵性能と7等級の防水性能を持っているという意味です。6等級の防塵性能は最もレベルが高く、7等級の防水性能は上から2番目のレベルなのでいずれも高性能ですが、水泳に耐えられるという情報がなかったため、5ATMよりは劣ると考えたほうがよさそうです。
メインの目的ではありませんが、たまにジョギングしたりするのでGPSについても一応調べました。GPSがついていればスマートフォンと連携しなくてもスマートウォッチ単独で走ったコースや正確な距離を記録することができます。価格の高い3機種にはついてて、安い3機種にはついていません。
バッテリーの持ちですが、これはかなり重要な項目です。基本的に寝る時も含め腕につけっぱなしにして、手間がかからないものがいいので。最も短いのがAppleでなんと1日持ちません。18時間となっています。次いでSONY、Garminが1週間です。やはりGPSがついていて高機能なものはバッテリーの消費も早いようです。HUAWEI、Xiaomiはほぼ3週間もちます。これくらいだと手間がかからなくていいですね。honorもかなり持つようですが7~30日間と幅があります。おそらく機能の使用状況で消費量に差が出るということでしょう。
ここからは個人的にはあまり必要としてない機能ですが、あると便利なので調べました。電子マネー機能がAppleとSONYのみ、音楽再生はAppleのみとなっています。
総合評価、結論
当初の目的であるアラーム、睡眠記録、通知については全ての機種が機能として持っているので、そういう意味ではどれを選んでも良いということになります。それ以外の項目で検討していくと、私の携帯はandroidなので、androidに対応していないappleがまず選択肢から外れます。
あと、壊れてもいいやくらいの気持ちで雑に使いたい、とにかく常につけっぱなしにしたいので安くて、軽いものがいいということでSONYとGarminは無しです。Gariminはけっこういいなと思っているので、安いので色々試してみて、やっぱりスマートウォッチは必要だなということになれば次に買おうかと思っています。
あと、表には何も書いていませんがXiaomiはデザインが若干安っぽいという印象なので、最後に残ったのはHUAWEIとhonorです。
この2つはかなり悩みました。睡眠記録の機能はhonorのほうがやや充実していますが、他はあまり差がありません。ただ、honorはAmazon等のメジャーなECサイトや量販店で手に入らないというデメリットがあります。買うとしたら個人輸入のような形で買う必要があります。
結局、決め手になったのはデザインでした。すごく細かい点なのですが、huaweiのほうは黒一色ではなくシルバーのラインがサイドに入っており、若干その部分が悪目立ちするという印象です。どうせスポーツタイプのものなのであれば、微妙にデザインされているものよりもG-shockのように割り切って黒一色のほうがむしろ目立たないだろうと。
スーツにもつけるのでこれは活動量計なんですという分かりやすい感じのもののほうが、気にせずつけられるのでhonorに決めました。
honorはAmazonで買えないため、GearBestというサイトで購入することにしました。別の記事のGearBestでの買い物の仕方をまとめましたのでそちらも良かったらご覧下さい。 https://tokyo-girigiri.hatenablog.com/entry/2018/05/15/205244tokyo-girigiri.hatenablog.com
honorが届いたら今度は使用レビューも書きます。
(2018/05/17追記) 3ヶ月ほど使用したのでレビューを書きました! https://tokyo-girigiri.hatenablog.com/entry/2018/05/17/214505tokyo-girigiri.hatenablog.com